気を付けたい‼️「睡眠中の熱中症」とその対策

2023.07.27

みなさん、こんにちは。
栃木県那須塩原市に店を構える、寝具専門店の横山リビングです。
オーダーメイド枕、マットレス、羽毛ふとんなどの西川寝具やナイトウエアや小物などを幅広く取り揃えております。

今年もまた、暑さの厳しい季節がやってきました☀️
ジリジリと強い日差しに高い気温・・・例年続く猛暑で熱中症対策を意識する人も増えているはず…

実は熱中症は日中だけでなく夜こそが注意が必要なんです‼️

今回は睡眠中の熱中症とその予防について考えてみましょう。

 夜間の熱中症はどんな環境で起こるのでしょうか?

実は夏の熱中症の約4割は夜間に発症しています。熱中症の初期の症状は熱中症I度の症状にあたる「気分不快」「だるさ」「めまい」「意識消失の立ちくらみ」「筋肉痛のこむらがえり」「手足のしびれ」などがあります。特に睡眠中はそれらの症状を自覚できないため睡眠中の熱中症はいっそう重症化するのです。

 どんな環境で発症しやすいのでしょうか?

大きな要因として
①気温が高い
②湿度が多い
③風が少ない
の3つが挙げられます

夜は昼よりも気温は下がりますが、昼間の壁や天井が暖められ蓄えられた熱が放射熱となり室温を高くしてしまいます。夜間に熱中症にならないと思われている背景には「夜は日照がなく気温も下がるので安心‼︎」と言う誤った思い込みがあります。また、防犯のため部屋を閉めきるので自然の風がシャットダウンされ想像以上の熱中症危険環境が存在しているのです。

意外と知らない❓寝ている間の脱水に注意‼️

日常生活でI日あたりに失う水分量は尿で約1,500ml汗で600ml「見えない汗」といわれる呼吸で約300ml会話が多いと「見えない汗」で失う水分量はさらに増えるのだそう。


生活シーンでは体温上昇を抑える機能として「発汗」があります。さまざまなスポーツで多量の汗を失うのは予想できますが、睡眠中は知らないうちに汗が蒸発し冬でも約200ml前後、熱帯夜には500ml以上と想像以上の水分を失っているのです。入浴前や睡眠前にも水分補給が大切になります。

今日からできる睡眠中の熱中症予防

最後に夜間の熱中症予防を防ぐ為の対策です。

①睡眠環境を整える
寝具はクールダウン効果の高いもの
パジャマは吸汗性のあるもの
②水分補給する。
入浴前や睡眠前にコップ1杯(200ml)の水を飲む
甘さ控えめのスポーツドリンクでもO K

  気を付けたいポイント

利尿作用のあるアルコール類・コーヒー・緑茶などを飲むと、夜中のトイレで安眠が妨げられるだけでなく、脱水症状につながるので寝る前に飲むのは控えましょう。

眠っている間の熱中症は症状を自覚できないからこそ「予防」が大切です。

今回の対策には、快適な眠りにつながるポイントもあります。日々の暑さで疲れやすく体調を崩しやすい季節ですが十分な睡眠と水分補給を忘れずに元気に過ごして下さい

「目覚めの一杯・寝る前の一杯」を心掛けてみて下さい。

 

 

 


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